同盟者ミラーマッチの巻
2015年4月28日コメント (2) ちーっす。先週末に東京へ行っていたのですが、その中で印象的だったフリープレイ、同盟者ミラーマッチの様子をちょっとだけ載せます。
◆◇◆5色同盟者VS白青同盟者(モダン)◇◆◇
Game1
ダイスの数の多い方で先手は5C同盟者。フェッチから《聖なる鋳造所》をショックインし、1t目《霊気の薬瓶》の順調な出だし。
後手の白青同盟者側は《神聖なる泉》をショックインすると《ハーダの自由刃》をプレイし、+1/+1カウンターを乗せてターンを返す。
「けど薬瓶があると成長速度で勝てないんだよな…」
先手2ターン目の同盟者は薬瓶にカウンターを乗せると、《寺院の庭》をフェッチからショックインし白二マナから《教区の勇者》《ハーダの自由刃》と立て続けにプレイ。
ターンをもらった白青同盟者側が《オンドゥの僧侶》を唱えて2点のライフを得るも、5C同盟者側は終了時に薬瓶を起動し《ハーダの自由刃》を場に出し、+1/+1カウンターを増やし続ける。
3t目、《魂の洞窟》をプレイし白二マナから《カザンドゥの刃の達人》を唱え、スタックでカウンターの2つ乗った薬瓶を起動。《アクームの戦歌い》を先に場に出す。
これで場には5/5の勇者、4/5と3/4の自由刃、1/1速攻の戦歌いに2/2の達人。
さらに《アクームの戦歌い》の誘発効果で同盟者は+2/+0の修整を受け、アタックできるクロックは計19点。4体をタップし、「全員でアタック、19点です」
5C同盟者のハンドが0なのを確認すると白青側はこれを通し、残りライフは1。
「ショックインもできなくなった」と苦笑しながらも同盟者側は二マナで《ジュワーの多相の戦士》をプレイ。《オンドゥの僧侶》のコピーとすることで、3点ライフ回復能力が二回誘発しライフは7。さらに《ハーダの自由刃》を場に出し8点ゲイン。一気に15点まで回復し、ターンを終了する。
このまま展開されるとライフレースが間に合わない5C同盟者。早く勝負を決めに行きたいが、4t目のドローは《霊気の薬瓶》。
一応殴るものの、返しのターンに僧侶のコピーと化した《ジュワーの多相の戦士》《幻影の像》と並べられライフは40点を越える。戻ってきた5t目、運命を賭けたドローも《霊気の薬瓶》だったため5C同盟者側は投了。
同盟者0-1同盟者
「この《霊気の薬瓶》とかいうカード弱いな…《稲妻》に変えよう」
Game2
またも先攻は5C同盟者側。1t目は《教区の勇者》で返すと、同盟者側は《ハーダの自由刃》で対抗というミラーマッチらしい流れ。
5C側が薬瓶を抜いて入れた《稲妻》の活躍もあり白青側は中々展開できない。さらに5C側が二枚引いた《アクームの戦歌い》の暴力的なパンプアップで5t目には白青側のライフはマイナスまで落ち込んでいた。
同盟者1-1同盟者
Game3
先手を取った白青同盟者だったが、《神聖なる泉》をタップインというおとなしい出だし。後手の5C側もフェッチから《寺院の庭》をタップイン。勝負は2ターン目からのゆっくりしたスタートとなった。
2t目、白青側は《ハリマーの採掘者》を唱える。「上から一枚、ライブラリーを削ってください」。
ライブラリーアウト戦術となると展開が遅れたのが少し痛い5C同盟者。何とか二マナ同盟者たちを戦場に送り出すも、次々に唱えられる《クローン》系クリーチャーが《ハリマ―の採掘者》をコピーしていき、60点あったライフがものすごい勢いで削られていく。さらには《睡眠の宝球》までキャストされ、あっという間に同盟者側にはもう20枚ほどのライブラリーしか残されていなかった。
早く決めなければ。焦りながらもカードを引く。ドローは――
「《集合する中隊》をプレイ!!」
ここへきてデッキの最強の同盟者・カードを引き当てた。「頼む頼む頼む…!」震える手で上から6枚のカードをめくる。
そして場に出たのは《カザンドゥの刃の達人》と《アクームの戦歌い》。《カビーラの福音者》が場にいれば、もしくは出せればプロクテクションで勝負を決められたが、十分に強力な札だ。
+1/+1カウンターが激増し、戦歌いの強力なパンプアップも背に巨大な同盟者たちが攻撃に参加する。さすがにライフが足りないので、白青同盟者側は《ハリマ―の採掘者》と化したクローン系クリーチャーを数体ブロックに回す。
白青側の場に残された同盟者は5体。《ハリマ―の採掘者》も残っており、二体目など出されたら5C側のライブラリーはもう残らないだろう。
次の白青側のターンがラストターンとなる――ライブラリーが消し飛ぶか、有効牌を引けず5C側が殴りきるか。
5C同盟者側がターン終了を宣言する。すると――
「では土地を全部寝かしてマナ出してターンもらいます。アンタップ、アップキープ。《催眠の宝球》誘発。」わざと自分のライブラリーを削りだす白青同盟者。落ちていく《ハリマ―の採掘者》や《幻影の像》を見て「よしよし、よし!」と漏らす。
素早くメインに入ると白青側は土地をタップし「《先祖の結集》、X=4です」と切り札を唱えた。
墓地の4マナ以下のクリーチャーがすべて場に戻る。クローン系を含め、7枚の《ハリマ―の採掘者》と1体の《オンドゥの僧侶》だった。
場にいる1体と合わせて8体のハリマ―の採掘者の効果が8回誘発。同盟者すべての数は13体なので、8×8×13でライブラリーが上から832枚削られる。
「そのまま、ターン終了です」
5C側を殺すのに、もはや戦闘フェイズなど不要だった。
同盟者1ー2同盟者
◇◆◇◆◇
とまあこんな感じでクソみたいなミラーマッチ(?)をこのあとも延々フリープレイしてました。めちゃめちゃ熱い戦いだったのでまた機会があったらやりたいものです。
Game1以降、《霊気の薬瓶》を4枚すべて《稲妻》に入れ替えてプレイしてたのですが、やっぱりインスタントタイミングの除去兼火力があると対応力が変わりますね~。《集合した中隊》が十分強力なので、薬瓶はなくてもよいかもしれませんな…高かったけど…;
そんなわけで同盟者はまたちょっと手を入れようと思います。戦乱のゼンディカーが来るまでには3‐0したい…!
◆◇◆5色同盟者VS白青同盟者(モダン)◇◆◇
Game1
ダイスの数の多い方で先手は5C同盟者。フェッチから《聖なる鋳造所》をショックインし、1t目《霊気の薬瓶》の順調な出だし。
後手の白青同盟者側は《神聖なる泉》をショックインすると《ハーダの自由刃》をプレイし、+1/+1カウンターを乗せてターンを返す。
「けど薬瓶があると成長速度で勝てないんだよな…」
先手2ターン目の同盟者は薬瓶にカウンターを乗せると、《寺院の庭》をフェッチからショックインし白二マナから《教区の勇者》《ハーダの自由刃》と立て続けにプレイ。
ターンをもらった白青同盟者側が《オンドゥの僧侶》を唱えて2点のライフを得るも、5C同盟者側は終了時に薬瓶を起動し《ハーダの自由刃》を場に出し、+1/+1カウンターを増やし続ける。
3t目、《魂の洞窟》をプレイし白二マナから《カザンドゥの刃の達人》を唱え、スタックでカウンターの2つ乗った薬瓶を起動。《アクームの戦歌い》を先に場に出す。
これで場には5/5の勇者、4/5と3/4の自由刃、1/1速攻の戦歌いに2/2の達人。
さらに《アクームの戦歌い》の誘発効果で同盟者は+2/+0の修整を受け、アタックできるクロックは計19点。4体をタップし、「全員でアタック、19点です」
5C同盟者のハンドが0なのを確認すると白青側はこれを通し、残りライフは1。
「ショックインもできなくなった」と苦笑しながらも同盟者側は二マナで《ジュワーの多相の戦士》をプレイ。《オンドゥの僧侶》のコピーとすることで、3点ライフ回復能力が二回誘発しライフは7。さらに《ハーダの自由刃》を場に出し8点ゲイン。一気に15点まで回復し、ターンを終了する。
このまま展開されるとライフレースが間に合わない5C同盟者。早く勝負を決めに行きたいが、4t目のドローは《霊気の薬瓶》。
一応殴るものの、返しのターンに僧侶のコピーと化した《ジュワーの多相の戦士》《幻影の像》と並べられライフは40点を越える。戻ってきた5t目、運命を賭けたドローも《霊気の薬瓶》だったため5C同盟者側は投了。
同盟者0-1同盟者
「この《霊気の薬瓶》とかいうカード弱いな…《稲妻》に変えよう」
Game2
またも先攻は5C同盟者側。1t目は《教区の勇者》で返すと、同盟者側は《ハーダの自由刃》で対抗というミラーマッチらしい流れ。
5C側が薬瓶を抜いて入れた《稲妻》の活躍もあり白青側は中々展開できない。さらに5C側が二枚引いた《アクームの戦歌い》の暴力的なパンプアップで5t目には白青側のライフはマイナスまで落ち込んでいた。
同盟者1-1同盟者
Game3
先手を取った白青同盟者だったが、《神聖なる泉》をタップインというおとなしい出だし。後手の5C側もフェッチから《寺院の庭》をタップイン。勝負は2ターン目からのゆっくりしたスタートとなった。
2t目、白青側は《ハリマーの採掘者》を唱える。「上から一枚、ライブラリーを削ってください」。
ライブラリーアウト戦術となると展開が遅れたのが少し痛い5C同盟者。何とか二マナ同盟者たちを戦場に送り出すも、次々に唱えられる《クローン》系クリーチャーが《ハリマ―の採掘者》をコピーしていき、60点あったライフがものすごい勢いで削られていく。さらには《睡眠の宝球》までキャストされ、あっという間に同盟者側にはもう20枚ほどのライブラリーしか残されていなかった。
早く決めなければ。焦りながらもカードを引く。ドローは――
「《集合する中隊》をプレイ!!」
ここへきてデッキの最強の同盟者・カードを引き当てた。「頼む頼む頼む…!」震える手で上から6枚のカードをめくる。
そして場に出たのは《カザンドゥの刃の達人》と《アクームの戦歌い》。《カビーラの福音者》が場にいれば、もしくは出せればプロクテクションで勝負を決められたが、十分に強力な札だ。
+1/+1カウンターが激増し、戦歌いの強力なパンプアップも背に巨大な同盟者たちが攻撃に参加する。さすがにライフが足りないので、白青同盟者側は《ハリマ―の採掘者》と化したクローン系クリーチャーを数体ブロックに回す。
白青側の場に残された同盟者は5体。《ハリマ―の採掘者》も残っており、二体目など出されたら5C側のライブラリーはもう残らないだろう。
次の白青側のターンがラストターンとなる――ライブラリーが消し飛ぶか、有効牌を引けず5C側が殴りきるか。
5C同盟者側がターン終了を宣言する。すると――
「では土地を全部寝かしてマナ出してターンもらいます。アンタップ、アップキープ。《催眠の宝球》誘発。」わざと自分のライブラリーを削りだす白青同盟者。落ちていく《ハリマ―の採掘者》や《幻影の像》を見て「よしよし、よし!」と漏らす。
素早くメインに入ると白青側は土地をタップし「《先祖の結集》、X=4です」と切り札を唱えた。
墓地の4マナ以下のクリーチャーがすべて場に戻る。クローン系を含め、7枚の《ハリマ―の採掘者》と1体の《オンドゥの僧侶》だった。
場にいる1体と合わせて8体のハリマ―の採掘者の効果が8回誘発。同盟者すべての数は13体なので、8×8×13でライブラリーが上から832枚削られる。
「そのまま、ターン終了です」
5C側を殺すのに、もはや戦闘フェイズなど不要だった。
同盟者1ー2同盟者
◇◆◇◆◇
とまあこんな感じでクソみたいなミラーマッチ(?)をこのあとも延々フリープレイしてました。めちゃめちゃ熱い戦いだったのでまた機会があったらやりたいものです。
Game1以降、《霊気の薬瓶》を4枚すべて《稲妻》に入れ替えてプレイしてたのですが、やっぱりインスタントタイミングの除去兼火力があると対応力が変わりますね~。《集合した中隊》が十分強力なので、薬瓶はなくてもよいかもしれませんな…高かったけど…;
そんなわけで同盟者はまたちょっと手を入れようと思います。戦乱のゼンディカーが来るまでには3‐0したい…!
コメント
カバレージ風レポ良いですねw
やはりアクームの戦歌いは奇襲性が高くて強いですね。僕の青白同盟者も赤入れてアクームと物あさり採ってもいいんじゃないかと思ってます。
また今度お会いした時も是非フリプやりましょう!
お疲れ様でした~ミラーマッチすごく熱かったです!ありがとうございました!
アクームはコピーして2,3体並べるだけであっさり人が死んだりするので、そちらの構成でもその爆発力は活きそうですね~。物あさりも戦略にあってますしおすし。
次の同盟者ミラーも楽しみにしてますw